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応用神経科学のスペシャリスト青砥氏がInTripに参画

「InTrip(イントリップ)」は、室町時代から続く禅寺として有名な京都の両足院、伊藤東凌和尚と開発した、“いつでも、どこでも、手軽に”、禅を生活に取り入れることのできるアプリです。

この度、応用神経科学者の青砥瑞人氏に「InTrip」へ参画いただくことになりましたので、お知らせします。

それを記念して行われた青砥氏と東凌和尚の対談では、仏教の知恵と神経科学の論理がリンクし、さらにそれらが掛け合わさって新たな化学反応が起こる予感を感じさせるものとなりました。

対談の中から、神経科学と禅の意外な関連性や、両者のInTripへの思いをご紹介します。

青砥瑞人氏より

神経科学を学んでいく中で、あるとき、1つの学術だけを追うことは1つのベクトルでしか捉えていないのではと思うようになりました。教育、アート、そして禅などの非論理的世界、まだ言語化されていない世界と越境し続けることで、人間というものを理解できるのではと考えています。

InTripは、禅が長い歴史年月培ってきた、自分の内なる可能性との対話、つまり根本的に幸せな方向に豊かに導いてくれる何かがあります。アプリという技術を使うことで、時間と場所に囚われず禅の世界にアクセスでき、より多くの人に届けられる、大きなポテンシャルを秘めていると感じています。
世の中には、科学的じゃないことを否定する人もいますが、僕は科学を突き詰めれば突き詰めるほど、人間の内なる領域の部分が大事だと思うようになってきました。
これまで禅と出会う機会を逸してきた人が、僕が科学的裏付けも紹介することでより馴染みをもって聞けるようになる、そんなお手伝いができるのであればとても嬉しいです。

伊藤東凌和尚より

青砥さんと話して、これまで自分の中でぼやっとしていた考えが「ああ、脳から見てもそうだったか」と確信に変わることが多く、勇気をもらえています。

もともと表現はさまざまな角度からしたいと思ってきましたが、私の持つ言葉には限りがありました。二人で話す中で思いもよらない言葉が見つかることも多く、結果として人に伝わる深さも大きさも変わっていくだろうと感じています。対談で話した「愛」のテーマのように、越境しあう私たちが、新しく一緒に探求して行けることも多そうだと今からワクワクしています。

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