About

「われわれは月を目指して山を登る。月に辿り着こうなんて妄想だ。山は果てしない。だが、月はつねにわれわれと共にある」

by Daisetsu Suzuki

Philosophy

禅。よく耳にするけど、一体なんなのでしょう?そもそも中国で生まれた禅は、日本で育ち、今や世界で注目される文化になっています。iPhoneを生んだスティーブ・ジョブスは鈴木俊隆氏が書いた禅マインド ビギナーズ・マインドをバイブルとし、若い頃から禅の思想に浸っていました。すこし前では反資本主義を唱えたビートニック詩人や音楽家のジョン・ケージ、建築家のバックミンスター・フラーにも影響を与えたと言われています。最近流行りの「マインドフルネス」や「瞑想」は禅の一側面を切り取ったもの。しかし、ひとことに禅と言っても、その全容を知る人は少ないはず。 禅は、サンスクリット語で精神集中という意味。本来なら歩きながらでも、または立ちながらでもできるのですが、アジアでは床に座ることが一番安定していたので坐禅が普及します。 その教えの特徴は、不立文字、教外別伝。他人からの教えや、文字、言葉にとらわれず、“いまここ”に生きる自分の心をとらえること。つまり、誰かに教えを請うのではなく自分と対峙して、悟りを見出そうとすることです。これは、生きものすべてが本来持っている仏性に気付くための教えと言われています。 良い姿勢でゆったりと座り、なにも求めないようにする。 ただ呼吸に意識を寄せて座ると、そこに“いる”という感覚を再確認できるかもしれません。 ゆっくりと座ることで風を感じ、小鳥のさえずりに耳を傾け、つばを飲み込むと食道がうごくのを感じるかもしれません。そのとき、自分はまわりの力に支えられていると感謝することだってあります。あるいは、外と内との境界がなくなり、世界と一体になることに気づくのかもしれません。 人によってさまざまな気づきのある禅。そのすべてが教えであり、すべて自分の内から気づくもの。これだ、という確立した定義はなく、実際にやってみることこそがもっとも大切なのです。 InTripでは、毎日の生活の中に禅を取り入れるにはどのようにしたら良いか?現代のビジネスマンにも活用できるのか?そのアプローチから、両足院の東凌和尚と一緒に、実践できる禅プログラムを制作しています。さらに、世界中のアーティストとともに、瞑想音楽(サウンドメディテーション)で内面探索を加速させていきます。 仕事をしながら、自宅で、あるいは、移動の最中に。リラックスやフォーカスできる音楽を、シーンごとにカスタマイズして制作しています。 禅とは何なのか? InTripのアプリとともに内面へ旅することで、あなたなりの答えが見つかるでしょうか。

Team member

禅ナビゲーター
両足院 副住職

伊藤 東凌

両足院は、臨済宗大本山建仁寺の14軒ある塔頭寺院の一つです。1358年に龍山徳見を開基とし、歴代の和尚は当時の文化や文芸を牽引するような活躍をしてきました。代々にわたってアーティストとの交流も盛んだったので、若冲や等伯などの当時の一流作家の作品が現存しています。それらの文化財の保存活用に加え、現代でも国内外の多くのアーティストと共に新作を作り続けています。通常、拝観は出来ませんが、坐禅会や特別公開時のみアクセス可能です。

ON THE TRIP

On the tripは、お寺や神社、美術館などの文化財や街にある物語を楽しむオーディオガイドアプリ「ON THE TRIP」を運営しています。一つ一つのガイドはまるで映画や小説のような心動かす作品であり、ガイドを聴くことで旅先の理解を深め、旅の体験をふくらませます。オフィスは日本各地を巡るバンで、ガイドは現地で滞在しながら制作。バンオフィスはアート作品として、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2018に出展。コロナ時代の変化の中、内面を旅できるよう禅・瞑想アプリ「InTrip」をリリース。

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