interview

深い悲しみから抜け出し、変化と好奇心の毎日へ! 半年かけてゆっくりと思考を変えていきました 【禅で変わった私の暮らし】

第十回 八島和子さん

人間関係の変化で大きなショックを受け、3か月ほど身動きが取れないほど落ち込んでいたという八島和子さん。「食が細くなり、眠れない日々が続き、仕事にも集中しにくい。なんとか生活を立て直したいと思い、『InTrip』を始めました」。
毎朝の習慣として取り入れると、まず生活が整い、徐々に気持ちが持ち直し、心身ともに健全な状態に戻っていったといいます。「落ち込んでいた日々が嘘のように、今は以前よりアクティブに過ごしています!」。
その間、八島さんに訪れた変化とはどんなものだったのか、お話をうかがいました。

朝一番のアプリとヨガで
乱れた生活リズムを整える

―― 「InTrip」を使い始めたきっかけを教えてください。

2年ほど前にショックな出来事があり、悲しみや無力感で身動きが取れないくらい落ち込んでしまいました。食欲が無くなり、夜も眠れない状態が続き、体調を崩してしまって。

なんとかしてこの状況を抜け出したいという一心で、薬やサプリメントをとることも検討したのですが、それでは根本的な解決になりません。まず気持ちを立て直すのが先決だと分かっていても、自分の力だけでは回復が難しい状態でした。

そんな状況を変えるため、なにか手助けになるツールはないかとネットを検索していたときに、「InTrip」が目についたんです。

―― 「InTrip」のどんなところに魅力を感じたのでしょうか?

ヨガの経験があったので、呼吸法や瞑想を通して心を整えていくという「InTrip」のプログラムに親しみやすさを感じました。それに、瞑想や坐禅を扱っているけれど、マニアックではないところもポイントでした。内容が専門的過ぎたり、宗教色が強いとついていけなくなりそうで。

似たようなアプリや動画サイトもチェックしていたのですが、他と比べて写真や音楽のクオリティが高いのにも驚きました。音がきれいなだけではなく、鐘の音の響き方など細部まで丁寧に作られていますよね。
ほかのツールを使わなくても、「InTrip」だけで気持ちも感性も満たされそうだと感じましたね。無料のアプリもあるけれど、あれこれ手を出すのも大変だし、質が高くて満足できるものを選びたいと思って。

―― 八島さんの感性に響いたのも決め手だったようですね。毎日の生活には、どのように取り入れていきましたか? 

使い始めた当初から、目覚めて一番に「InTrip」を聴くようにしていました。それが朝の楽しみになり、毎日同じ時間に起きられるようになると、次第に生活リズムが整っていきました。次は体も動かしたいと思うようになり、ならばヨガも一緒にやってみようと思い立って。「InTrip」を聴いた後にヨガをするようになり、それがいつの間にか朝のルーティンになりました。

もともと習慣化するというのが苦手で、毎日同じことを継続したことがなかったのですが、気付いたらもう2年も続いていますね。

殻を破った京都旅をきっかけに
ゼロからプラスへ転じる

―― 2年も!朝を気持ちよく過ごして生活のリズムが整うと、気持ちも上向きそうです。

気持ちが上向いてきたのを感じたのは、使い始めて半年経った頃でした。それまではネガティブな感情に飲み込まれると、気持ちを切り替えられずに重い気分を引きずったままでした。それが、自分で感情のコントロールが出来るようになってきたんです。

「InTrip」のプログラムでは、今に集中して生きること、視点を大きく持つことなどを、表現を変えて繰り返し伝えてくれます。そんなメッセージを毎朝聞いているうちに、いつの間にか思考が変わっていきました。過去のつらい出来事ばかりにフォーカスしていたのが、今に意識を向けられるようになり、外の世界にも目が行くようになりました。

ずっと自分の殻に閉じこもっていたのですが、久しぶりに京都の親しい友人に会いたいと思い立ち、どうせなら両足院(※)にも行ってみたいとワクワクしてきて、1人で京都へ旅立ったんです。友人との再会と京都観光を思いきり楽しんで、それまでの鬱々とした日々がふっきれましたね。

※両足院は「InTrip」のナビゲーター伊藤東凌氏が副住職をつとめる京都市の寺院

転機となった京都旅行(両足院にて)

両足院では写経と瞑想に参加

―― 半年かけてそれまでの思考パターンを手放し、ついに動き出したのですね。

「InTrip」を続けることで、新しい考え方を身に付け、マイナスの状態から半年かけてゼロ地点、振りだしまで戻ってこられました。それからは、どんどんプラスに転じています。

その頃、新規事業の立ち上げに参加して欲しいと、知人から声をかけられました。当時の仕事にもやりがいを感じていて不満はありませんでしたが、新しいことに挑戦してみようという気持ちになって、転職を決めました。あのとき、落ち込んだ状態のままだったとしたら、転職はできなかったと思います。心が整っていないと、大きく環境を変える勇気は出ないですよね。

転職後に感じた自分自身の変化は、視野が広くなったことです。自分のことだけではなく、周りに対して何ができるか、どうしたら一緒に楽しく過ごせるかと自然と考えるようになっていました。自分のことで精一杯だったのが、ゆとりを持って世界を見渡せるようになったと感じています。同じチームの同僚に、「八島さんが来てから会社の雰囲気が明るくなって、仕事が楽しい」と言われたときは、嬉しかったです!

―― ご自身の大きな変化を経て、周りへもプラスの影響が及んでいるようです。

プログラムの1つにある「慈悲の瞑想」が好きで、以前からよく聞いているのですが、2年前と今とでは、同じ内容を聞いても捉え方が全く変わっています。

自分や他者をイメージしながらフレーズを唱えていく瞑想法で、まずはじめに「自分の幸せ」、次に「大切な人達の幸せ」、さらに「生きとし生けるものの幸せ」を祈るのですが、2年前は自分の幸せを祈るのが精一杯で、後に続くフレーズは耳に入ってきませんでした。

今は逆で、身の回りの人達と、生きとし生ける全てのものが幸せでありますようにと唱えると、心が満たされて平穏な気持ちになります。家で飼っている猫や、道端に咲く花、そんな身近で小さな存在への感謝や愛おしさがわいてきます。すごい変わりようだなと、自分でも感じます(笑)。

登山や加圧トレーニングなどを行う、アクティブな八島さん

多摩川でのスタンドアップSUPヨガ

落ち込む時間がないくらい
今は楽しいことに夢中!

―― とはいえ、たまには嫌なことがあって落ち込んだりもすると思うのですが、そんなときはどう対処していますか?

もちろん、ネガティブになることも、イライラすることもあります。以前は、そんな感情と一体になって抜け出せなかったのが、今は「うん、そんな時もあるよね」と冷静に自分を眺めることができます。重い感情が出てきたら、深呼吸をしたり、一度椅子に座って目を閉じたり、一呼吸おくようにしていますね。

仕事の後に友人を誘って飲みに行き、愚痴を話すのもストレス解消法でしたが、それもしなくなりました。それよりも「InTrip」を聞いたほうが、早く気分を切り替えられます。
それと、以前は疲れと身体の不調を癒すために、毎月整体に通っていたのですが、もう半年以上行っていません。心も身体も、自分で整えられるようになっていますね!

心が揺れたり、落ち込んでしまうことがあっても、今はその対処法を身に着けているから、もう大丈夫だと思えるようになりました。それに、楽しいことに目を向けて没頭していると、落ち込む時間があまりないですね。

―― 今はどんな楽しみに没頭しているのでしょう?

ワインが好きで、ワイナリー巡りをしているという話を知人にしたら、みんなで葡萄を育ててワインを作る大人の部活があることを教えてくれました。早速参加することになり、高速バスに乗って長野の葡萄畑まで行ってきました。
自然の中で農作業をしながら、身体を動かす心地よさを感じていると、あっという間に時間が過ぎていきます。部員のみなさんと交流しながら、気長に葡萄作りを楽しんでいるところです。

2年前のショックな出来事をきっかけに「InTrip」をはじめたことで、今はそれ以前の自分よりもポジティブで好奇心旺盛になり、行動範囲も人間関係も広がりました。

まさか私が葡萄畑の共同オーナーになり、ワイン作りに参加することになるなんてまったく想像していなかったし、人生って面白いですね。これからも自分にどんな変化がやってくるのか楽しみです!

葡萄畑にて

―― 新しく取り組んでいる仕事や趣味のワイン作りについて、イキイキと語る八島さん。その様子は魅力的で、周りを明るくするパワーが溢れていました。「これからは、地球や未来のために自分ができることをやっていきたいです」。大きな視野を手に入れ、さらに活躍の場を広げていきそうですね。

(聞き手 ライター・野村佳未)

Profile

八島和子さん

1977年東京生まれ、埼玉育ち。大学院で仏陶磁器の研究をした流れで、英アンティークを食器として扱う会社に入社。以降、フランスのガラスメーカーからECサイト等で、家庭用品のMD・バイヤーをして19年目。ていねいな暮らし、L’Art de Vivre(アール・ド・ヴィーヴル)に繋がる商品を紹介、応援する仕事をしていきたい、し続けたいと思う、今。
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